事業所・関連施設

原子力発電の仕組み(加圧水型軽水炉)

原子力発電所では火力発電と同じく、蒸気の力でタービンを回して電気をつくります。
原子炉内の一次系の水は、ウランが核分裂することにより発生する熱で約320℃に熱せられますが、加圧器により157気圧という高い圧力をかけているため沸騰しないまま蒸気発生器に送られます。
送られた熱水は蒸気発生器の二次系の水を蒸気に変え、この蒸気がタービンを回転させて発電します。

加圧水型軽水炉

美浜発電所の設備

タービン発電機

蒸気発生器で作られた蒸気でタービンを回し、タービンに直結された発電機で電気を起こします。
タービン発電機は1分間に1800回転させて電気をつくります。

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物揚岸壁

物揚岸壁とは大型機器や機材など海上輸送時に、搬入・搬出をする施設です。
物揚(大型)クレーンにより、船舶に搬入・搬出を行います。

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固体廃棄物貯蔵庫

原子力発電所の放射線管理区域内からでるゴミには作業着や鉄くず等があります。これらのゴミは焼却や圧縮により体積を減らしたのちドラム缶に密閉し、低レベル放射性廃棄物として保管しています。
なお、これらの低レベル放射性廃棄物は、発電所の敷地に限りがあることなどから、青森県六ヶ所村の低レベル放射性廃棄物埋設センターに送り、地下に埋設を行っています。

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使用済燃料ピット

使い終わった燃料をエネルギー資源として再利用するまでの間、このピットで貯蔵管理をしています。
原子炉内のすべての燃料を一旦ここに取り出して、一部を新しい燃料に交換したうえで原子炉へ戻します。

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取水口

タービンを回した蒸気を冷やすために海水が利用されています。1~3号機同時運転の場合、1秒間に約100トンの海水を取り入れています。この海水の取り入れにより、湾内の水は1昼夜で入れ替わり、フグの養殖やタイやハマチの養殖が可能になりました。

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1、2号機取水口
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3号機取水口

放水口

蒸気を冷やす役目を終えた海水は、放水口へと戻されます。
放水口の水は、取水時より水温が7度程度上がっていますが、テトラポッドにより水の流れを弱め拡散されるため、沖合ではほぼ常温にもどっており、魚類等への影響はありません。

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特高開閉所

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各ユニットで発電された電気はここに集まり、皆さまのご自宅へお届けしています。
また、ここで雷の時などに電気を遮断したり、どのユニットから送電するのか切り替えたりできます。
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この中には、高圧用の巨大なスイッチが何個も入っています。
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発電された電気はここから27万5千ボルトの送電線にのせて関西方面に送り出しています。

定期検査

原子力発電所では年に一度運転を停止させ、細部に至るまで内部機器の徹底的な検査を行います。
数万項目にも及ぶ設備のチェックや機能テストは、原子力発電所の安定稼働を目指すためのもので、私たちは事故や故障の原因をつくらないことが最大の安全対策だと考えています。

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使用済燃料ピットでの
燃料取り扱いの様子
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原子炉容器上部構造物取り外しの様子
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低圧タービンを点検している様子

2号機蒸気発生器展示館

2号機蒸気発生器細管破断事故で得られた貴重な教訓と事故を決して風化させないとの思いから「美浜発電所2号機蒸気発生器展示館」を設置しています。
事故を起こした2号機の蒸気発生器を保管・展示し、設計位置から外れていた2号機の振止め金具も事故当時を再現して展示しています。

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2号機蒸気発生器展示館
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2号機の振止め金具
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2号機の蒸気発生器

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