プレスリリース
2018
2018年4月6日
関西電力株式会社
原子力発電所の運転実績等について(平成29年度)
1.運転実績の総括[表-1]
平成29年度の当社原子力発電所(9基、892.8万kW)の運転実績は、下表のとおりです。
平成29年度実績※1 | 平成28年度実績 | |
---|---|---|
発電電力量 | 約137.4億kWh | 約0.0kWh |
時間稼働率※2 | 約19.4% | 約0.0% |
設備利用率※3 | 約18.0% | 約0.0% |
- ※1:
- 大飯発電所1、2号機については平成30年3月1日(9時)までの実績値を使用。
- ※2:
- 1年間の暦日時間数(365日×24時間)に対し、実際に発電した時間数の割合。
- ※3:
-
定格電気出力で1年間運転した場合の発電電力量に対し、実際に発電した電力量の割合。
定格熱出力一定運転による発電電力量増加分を含む値。
2.運転状況
高浜発電所4号機については、平成29年5月17日に原子炉を起動し、6月16日に本格運転に移行しました。同じく高浜発電所3号機については、平成29年6月6日に原子炉を起動し、7月4日に本格運転に移行しました。
また、大飯発電所3号機については、平成30年3月14日に原子炉を起動し調整運転を実施中です。
これにより、運転中プラントでは平成29年度に定期検査を開始したものはなく、高浜発電所3、4号機を除くプラントにおいて定期検査を実施中です。(大飯発電所3号機については調整運転中(定期検査中))
なお、美浜発電所1号機と2号機については、平成29年4月19日に廃止措置に移行しました。
(2)異常事象等[表-4]
法律に基づき国へ報告した事象0件[28年度実績:1件]、安全協定に基づき報告した異常事象は4件[28年度実績:2件※]、保全品質情報0件[28年度実績:3件]、合計4件あり、いずれの事象においても周辺環境への放射能の影響はありませんでした。
異常事象等4件の内訳として、4件とも労働災害でした。
※「法律に基づき国へ報告した事象1件」を含む
新燃料、使用済燃料、低レベル放射性廃棄物の輸送実績は、表-5、6、7に示すとおりでした。
以 上