プレスリリース

2015年11月10日
関西電力株式会社

新造LNG船(当社3番船)の命名について

 当社は、本日、三菱重工業株式会社長崎造船所にて、三菱重工船舶海洋株式会社が建造し、当社が株式会社商船三井と共同保有することとしている新造LNG船(三菱重工船舶海洋 第2299番船)を「LNG JUROJIN(ジュロウジン)」と命名しました。

 「JUROJIN」という船名は、人々に長寿と幸運をもたらす七福神の「寿老人」に由来しており、本船がLNGの安全・安定輸送の役割を担い、当社の電力・ガスの安全・安定供給に末永く貢献してほしいという願いを込めています。

 本船はその動力に、一度利用した蒸気を再度加熱して二次利用する新型の蒸気タービンを採用することにより、従来の蒸気タービンを使用している同型船と比べ、大幅な燃費の低減を見込んでいます。加えて、最新の防熱システムを採用することで、LNG気化率※1が0.08%/日という世界最小値を達成する見通しです。
 また、本船は当社LNG船において、既に就航している「LNG EBISU(エビス)」、平成27年度中の竣工を予定している「LNG FUKUROKUJU(フクロクジュ)」に次ぐ3番船であり、平成27年11月30日の竣工を予定しています。竣工後は当社が契約するイクシスLNGプロジェクトからのLNG輸送等※2に使用する予定です。

 当社は今後も、LNGの柔軟かつ効率的な輸送をはじめ、LNG事業の強化・拡大に努め、より一層の効率化と電力・ガスの安全・安定供給に万全を期してまいります。

  • ※1 LNG船に積載したLNGが、外熱等により蒸発してガス化する比率であり、タンクの防熱性能を表す。
  • ※2 イクシスLNGプロジェクトを主として、幅広い契約のLNG輸送に活用する。
LNG JUROJINの概要

以 上

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