プレスリリース

2015年10月9日
関西電力株式会社

赤穂発電所1号機 ボイラからの漏水に伴う起動操作の中止に関する点検結果について

 赤穂発電所1号機(定格出力:60万kW)は、起動操作中の9月29日午前8時55分、巡回点検中の当社作業員が、ボイラからの漏水を確認したため、同日午前10時20分に起動操作を中止しました。

9月29日お知らせ済み]

 その後、ボイラの冷却を行い、詳細な点検を行った結果、ボイラ配管の1本に損傷を確認し、その配管から漏水したことを確認しました。

 原因については、ユニットの起動停止に伴う応力がボイラ配管に繰り返し発生したために損傷したものと推定しています。
 損傷を確認した配管1本の取替えに加え、同様の損傷を予防するために、同じ構造を持つ配管3本を含む合計8本の配管を取り替えました。また、類似する箇所についても点検を行った結果、設備の健全性が確認できたことから、9日午後6時55分に発電できる状態になりました。

  • ※配管が細い(外径28.6mm)ため、配管を取り替える際には隣りの配管1本についても、取り替えが必要となることから、合計8本となる。
<赤穂発電所の概要>
  1号機 2号機
運転開始 昭和62年9月 昭和62年12月
定格出力 60万kW 60万kW
所在地:兵庫県赤穂市加里屋字東沖手1602番地
燃 料:原油および重油

以 上

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