プレスリリース

2015年7月27日
関西電力株式会社

御坊発電所1号機の電気集じん器への浸水に関する点検結果について

 御坊発電所1号機(定格出力:60万kW)は、運転停止中の7月17日午後2時5分、電気集じん器の外装板がはがれていることを巡回点検中の当社従業員が発見しました。さらに点検をした結果、電気集じん器の内部への浸水を確認したため、午後6時40分に起動できない状況であると判断しました。

平成27年7月17日 お知らせ済み]

 その後、詳細な点検を実施した結果、はがれた外装板が所定の位置からずれていること、電気集じん器本体の表面の一部の腐食および電気集じん器内部への浸水を確認しました。
 原因については、台風11号による風雨ではがれた外装板の一部がずれ、すき間から吹き込んだ雨水が、電気集じん器本体の表面の腐食箇所から内部に浸水したものと推定しております。
 外装板と電気集じん器本体の表面の修繕や電気集じん器内の清掃を行い、設備の健全性を確認できたため、本日午前8時58分に通常運転を開始しました。

※電気集じん器…燃焼ガス内の灰を帯電させて、収集・除去する設備。
<御坊発電所の概要>
  1号機 2号機 3号機
運転開始 昭和59年9月 昭和59年11月 昭和60年3月
定格出力 60万kw 60万kw 60万kw
  • 所在地:和歌山県御坊市塩屋町南塩屋字富島1-3
  • 燃 料:原油および重油

以 上

<添付資料>

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