プレスリリース

2015年5月18日
関西電力株式会社

電気料金の値上げ認可等について

 当社は、昨年12月、電源構成変分認可制度に基づき、電気料金の値上げにかかる電気供給約款の変更を申請し、国の審査を受けてまいりましたが、本日、規制分野のお客さまの電気料金について、認可をいただきました。
 また、これを受けて、選択約款等※1の料金見直しについて、届出をいたしました。

 具体的には、ご家庭や商店など規制分野のお客さまにつきまして、本年6月1日から平均8.36%の値上げを実施させていただきます。
 一方、4月1日から値上げを実施している工場やビルなど自由化分野のお客さまにつきましては、今回の認可内容を反映し料金単価を見直した結果、値上げ率は平均11.50%となります。

 加えて、5月12日にお知らせいたしましたとおり、平成27年度の効率化の深掘り等の成果を、お客さまの電気料金のご負担の軽減に活用すべく、本年6月1日から9月30日(軽減期間)までのご使用分について、電気料金の軽減措置※2を実施いたします。これに伴い、軽減期間の値上げ率は、規制分野では平均4.62%、自由化分野では平均6.39%となります。

 一昨年に続く再度の電気料金の値上げにより、お客さまの生活や産業活動にさらなるご負担をおかけすることを、あらためて深くお詫び申し上げます。
 今後、値上げの実施内容や影響額、軽減措置などについて、お客さまに丁寧にご説明してまいります。

 当社は、今後も引き続き、皆さまから賜りましたご意見やご指摘を真摯に受け止め、徹底した経営効率化に最大限の努力を積み重ねてまいります。
 また、安全性が確認された原子力プラントの一日も早い再稼動を実現し、電気料金の値下げを行うとともに、最大の使命である電力の安全・安定供給に全力を尽くしてまいりたいと考えております。

※1:電気事業法第19条2に基づく「最終保障約款の変更届出」、電気事業法第21条に基づく「供給約款等以外の供給条件の認可申請」、電気事業法第24条3に基づく「託送供給約款の変更届出」・「託送供給約款以外の供給条件の承認申請」についても届出および申請を行っております。

※2:平成27年6月1日から9月30日までの電気のご使用分について、1kWhあたりにつき、規制分野は、0.91円(税込み)、自由化分野については、軽減期間内に値上げ後の電気料金を適用させていただくお客さまを対象に、高圧は0.87円(税込み)、特別高圧は0.85円(税込み)を新たな料金から一律に差し引きます。

以 上

<添付資料>

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