プレスリリース

2015年4月23日
関西電力株式会社

舞鶴発電所2号機 ボイラ配管からの漏水に関する点検結果について

 舞鶴発電所2号機(定格出力:90万kW)は、通常運転中の4月18日午前0時頃、ボイラへの補給水量が増えていることを確認したため点検を行ったところ、同日午前7時50分頃にボイラ内からの異音を確認しました。

 これらの状況から、ボイラ配管からの漏水の疑いが強いと判断し、午後2時1分に運転を停止しました。

平成27年4月18日お知らせ済み]

 その後、ボイラの冷却を行い、詳細な点検を行った結果、ボイラ配管の3本の損傷を確認し、そのうち2本から漏水したことを確認しました。

 原因については、1本は、運転時の熱により当該部分に局部的な熱応力が発生したため損傷したもので、残りの2本については、当該配管から漏れ出た蒸気が原因で損傷したものと推定しています。

※熱応力・・・温度変化による部材の伸縮が外部からの拘束により妨げられて生じる応力

 損傷を確認した3本の配管を取替え、設備の健全性が確認できたことから、22日午前2時44分に起動操作を開始し、23日午前0時34分に通常運転を開始しました。

    <舞鶴発電所の概要>
      1号機 2号機
    運転開始 平成16年8月 平成22年8月
    定格出力 90万kW 90万kW
    所在地 : 京都府舞鶴市字千歳560番地5
    燃  料 : 石炭

    以 上

<添付資料>

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