プレスリリース

2015年2月5日
関西電力株式会社

姫路第二発電所新5号機 励磁装置内の放電による出力抑制について

 姫路第二発電所新5号機(定格出力:48.65万kW)は、通常運転中の2月4日、発電機の励磁装置の回転部と静止部との間で、接触不良による放電を確認したため、2月4日午後7時56分に出力を30万kWに抑制しました。

 原因については、励磁装置の回転部と静止部の接触部表面に荒れ等が発生したため接触不良が発生し、放電に至ったものと推定しています。

 詳細な原因については調査中ですが、状況を監視しながら出力を抑制した上で運転を継続しています。接触不良箇所の修理については、機材等の準備ができ次第、運転を停止して行うこととしており、復旧の見込みについては未定です。

※励磁装置
発電機の回転側コイルに電流を流して磁束を発生させる装置。電流は、励磁装置内の静止部から回転部を通じ、回転側コイルへ流している。磁束を発生させた回転側コイルを回転させることで発電を行う。
<姫路第二発電所の概要>
  5号機 6号機 新1号機 新2号機 新3号機 新4号機 新5号機
運転開始 昭和48年
10月
昭和48年
11月
平成25年
8月
平成25年
11月
平成26年
3月
平成26年
7月
平成26年
9月
定格出力 60万kW 60万kW 48.65万kW 48.65万kW 48.65万kW 48.65万kW 48.65万kW
所在地:兵庫県姫路市飾磨区妻鹿常盤町しかまくめがときわちょう
燃料:天然ガス

以 上

<添付資料>

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