プレスリリース

2014年12月14日
関西電力株式会社

高浜発電所1号機の緊急時対策支援システム(ERSS)等へのデータ伝送の復旧について

 本日(14日)4時13分、定期検査中の高浜発電所1号機において、国の緊急時対策支援システム(ERSS)等へのデータ伝送が停止しましたが、14時30分、復旧作業が完了し、データ伝送を再開しております。
 

 なお、中央制御室で、プラント状態の監視を通常通り行っており、伝送停止中も、排気筒モニタ等プラントデータの指示値変動等の異常はなく、発電所の安全性に問題はありません。また、伝送が停止している間、データについては、適宜、メール等により国に報告していました。
 

 本事象の原因については、伝送ラインの装置に一過性の不具合が発生したものと推定されますが、今後、念のため当該伝送ラインの装置を予備品と取り替えます。
 

 なお、本事象による環境への放射能の影響はありません。

※緊急時対策支援システム(ERSS:Emergency Response Support System)
 原子力施設から常時伝送されるプラントパラメータ情報を受け、原子力施設の状況を把握するための国のシステム。
1.経緯
12月14日(日)
 04時13分 ERSSへのデータ伝送の停止
 12時30分 伝送ラインの装置の再起動
 12時38分 伝送データの出力確認
 13時50分 ERSSへのデータ伝送を再開
 14時30分 ERSSへのデータ伝送が安定していることを確認
2.伝送を停止した項目
     ・格納容器排気筒ガスモニタ
     ・格納容器排気筒高レンジガスモニタ(低レンジ)
     ・格納容器排気筒高レンジガスモニタ(高レンジ)
     ・補助建屋排気筒ガスモニタ
     ・補助建屋排気筒高レンジガスモニタ(低レンジ)
     ・補助建屋排気筒高レンジガスモニタ(高レンジ)
3.原因(推定)
国の緊急時対策支援システム(ERSS)等へのデータ伝送ラインの装置において一過性の不具合が発生

以 上

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