プレスリリース

2013年12月31日
関西電力株式会社

海南発電所3号機 ボイラ配管の圧力調整弁からの蒸気漏れに関する点検結果について

 海南発電所3号機(定格出力:60万kW)は、運転中の12月29日午前2時19分頃、ボイラ配管の圧力を調整する弁の異常を示す警報が発信したため、当社作業員が点検を実施したところ、当該の弁から蒸気が漏れていることを発見し、午前6時46分に発電を停止しました。

平成25年12月29日 お知らせ済み]

 その後、詳細な点検を行った結果、原因については、長時間の使用および起動・停止の繰り返しに伴って、4台設置している圧力調整弁のパッキンが劣化し、密閉性が失われたことから、蒸気が漏れたものと推定しました。

 損傷した4台の圧力調整弁については、パッキンの取替えを行い、水圧検査により密閉性を確認した結果、本日18時05分に健全性が確認できたため、発電を行うことが可能な状態となりました。

<海南発電所の概要>
  1号機 2号機 3号機 4号機
運転開始 昭和45年5月 昭和45年9月 昭和49年4月 昭和48年6月
定格出力 45万kW 45万kW 60万kW 60万kW
所在地:和歌山県海南市船尾字中浜260番地の96
燃 料:原油および重油

以 上

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