プレスリリース

2013年8月30日
関西電力株式会社

大飯発電所3号機の定期検査開始について

大飯発電所3号機 第16回定期検査の概要

1.主要工事等
原子炉照射試験片取出工事 図-1参照

 中性子照射による原子炉容器の材料特性変化を定期的に把握するため、原子炉容器内部に設置している照射試験片を取り出します。(今回で3回目)

2.設備の保全対策
2次系配管の点検等 図-2参照

 当社の定めた「2次系配管肉厚の管理指針」に基づき、2次系配管813箇所について超音波検査(肉厚測定)等を実施します。
 また、過去の点検で減肉傾向が確認された部位2箇所、配管取替時の作業性を考慮した部位2箇所、合計4箇所を耐食性に優れたステンレス鋼の配管に取り替えます。

3.燃料集合体の取り替え

 未定

4.今定期検査期間中に実施する主な新規制基準対応工事(設備の恒設化工事等)

 空冷式非常用発電装置遠隔起動化に係る遠隔操作盤位置変更等、新規制基準施行前に設置した設備の恒設化工事等を行います。
 工事内容は別紙のとおり。

5.その他

 原子炉の起動については、原子力規制委員会における新規制基準適合性に係る審査状況を踏まえ計画していく。 

以 上

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