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2013年7月31日
関西電力株式会社

美浜発電所敷地内破砕帯調査に関する最終報告の提出について

 当社は、平成24年9月以降、美浜発電所敷地内で行ってきた破砕帯調査に関する最終報告書を、本日、原子力規制委員会に提出しました。

 平成24年8月29日付で旧原子力安全・保安院から、美浜発電所敷地内破砕帯の追加調査計画を策定するよう指示を受け、同年9月5日に追加調査計画を提出しました。この計画に基づき、同年9月22日より破砕帯の活動性や周辺断層(白木-丹生断層)との関連性等の調査および評価を行い、平成25年2月8日に原子力規制委員会に中間報告を提出しました。
 その後も、当社は、敷地内破砕帯の性状確認を中心に、ボーリング調査や採取した試料のデータの分析等を実施し、これまでの結果の取りまとめを行ってきました。

 この結果、ボーリング調査や剥ぎ取り調査等から、敷地内の破砕帯の性状を確認したところ、最新活動面には熱水変質作用により生成した粘土鉱物が壊されていないことなどから、熱水変質作用以降、破砕帯は動いた形跡が認められなかったと判断し、少なくとも後期更新世以降の活動はないと評価しております。

 また、反射法地震探査や海上音波探査等から、白木-丹生断層から敷地に向かって分岐・派生する活断層の存在を示唆する構造が認められなかったため、敷地内破砕帯と付近の断層(白木-丹生断層)との関連性は認められませんでした。

 当社は、最終報告書の内容を原子力規制委員会に対して真摯にご説明するとともに、原子力発電所の安全性、信頼性の向上に努めてまいります。

※熱水変質作用
 地下から上昇してくる熱水と岩盤が反応し,その成分を変化させることを熱水変質作用という。敷地周辺においては、ドレライト(鉱物)の貫入時期(年代測定から約1400万年前と想定)以降の熱水活動は知られていない。また、若狭湾周辺は、現在、第四紀火山(約250万年以降)が存在しないことから、相当程度古い時代に熱水活動は終了したと考えられる。

以 上