プレスリリース

2013年2月15日
関西電力株式会社

豪州ブルーウォーターズ発電所の一部権益取得および発電事業への参画について

 当社は、本日、豪州のブルーウォーターズ(Bluewaters)発電所の一部権益を、グリフィン・パワーホールディングス社より、当社の100%子会社であるケーピック・ネザーランド社を通じて取得し、発電事業経営に参画しました。同発電所の権益については、住友商事株式会社(以下「住友商事」)も同時に取得しており、今後は住友商事と共同で事業経営を進めてまいります。

 同発電所は、西豪州パースの南約180kmに位置する、合計出力41.6万kWの同州最大級の石炭火力発電所です。平成21年の営業運転開始以降、順調に操業を続けており、同州における発電電力量の15%程度を供給している重要な基幹発電所となっています。

 西豪州は、天然資源輸出を中心とした好景気に支えられ、豪州国内でも電力需要の伸長が大きい地域であり、将来的にも堅調な電力需要の拡大が見込まれることから、平成23年1月、同発電所の一部権益取得および発電事業への参画について協議を開始し、本日、株式の売買に関連する全ての契約ならびに資金の払込みを含む手続きが完了しました。このたびの権益獲得により、当社に安定した収益をもたらすものと期待しています。

 当社は、国内電気事業で培ってきた経営資源を活用し、発電設備の効率向上や環境負荷軽減を図るとともに同州の電力安定供給に貢献していきます。また、国際事業で得た知見をフィードバックして国内事業の強化につなげ、中長期的な当社の収益拡大を目指してまいります。

以 上

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