プレスリリース

2013年2月6日
関西電力株式会社

大飯発電所3号機B系非常用直流母線の一時的な運転上の制限の逸脱について

 平成25年2月6日14時33分頃、大飯発電所3号機(定格熱出力一定運転中)の非常用の直流電源1系統が一時停止し、運転上の制限(LCO)から逸脱しました。
 その後、14時34分、当該直流電源を復旧し、運転上の制限(LCO)の逸脱から復帰しました。
 運転上の制限(LCO)逸脱の原因は、本日14時33分頃、運転員が教育中に非常用直流電源盤の扉を開けて説明していたところ、誤って盤内の遮断器に接触し、当該遮断器が開放したため、非常用直流電源1系統が停止したものです。
 保安規定上、原子炉運転中は非常用の直流電源が2系統求められているため、当該直流電源の停止により保安規定で定める運転上の制限を逸脱したこと及び当該遮断器の再投入により運転上の制限の逸脱から復帰したことを、14時49分に判断しました。
 現在、当該直流電源は復旧しています。
 なお、本事象による発電機出力の変動および環境への影響はありません。

以 上

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