プレスリリース
2011
2011年11月28日
関西電力株式会社
福島第一原子力発電所事故を踏まえたソフト面等の安全対策実行計画の策定について
当社は、これまで、福島第一原子力発電所事故を踏まえ、福井県からのご要請等を受け、各発電所において、安全性向上対策を行ってまいりましたが、平成２３年１０月１７日に福井県から、改めてソフト面等の安全対策実施のご要請※を受け、福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、複数プラントの過酷事故が同時発生した場合でも、初動対応を確実に行える体制の強化や、防潮堤の設置等について、その具体的計画を取りまとめ、本日、福井県に報告しました。
当社は、引き続き、原子力発電所の安全対策を実施していくとともに、今後も、新たな知見が得られた場合は迅速かつ的確に対策を追加し、原子力発電所の安全確保に万全を期してまいります。
以 上
- ※１０月１７日の福井県からの要請事項
-
- １．ソフト面
緊急時対応体制の強化
発電所支援体制の強化
通信の強化
マニュアル整備と訓練の実施
その他- ・船舶等を利用した資機材の運搬の検討や現場および災害対策拠点における被ばく管理の強化など検証委員会での指摘事項への対応
- ２．ハード面
- 防潮堤等具体的な計画の提示
- 発電所の緊急時対策拠点の早期整備
- 外部電源強化工事の早期着手
- その他
- ・耐震サポートやタンク基礎ボルトの総点検実施等、検証委員会での指摘事項への対応
