プレスリリース
2011
2011年9月2日
関西電力株式会社
原子力発電所の運営状況について
当社の原子力発電所における運営状況について、以下のとおりお知らせします。
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- ○定期検査中のプラントについては、定期検査開始〜本格運転再開予定時期を記載。
- ※福島第一原子力発電所事故に対する安全対策の実施状況を踏まえ、計画していく。
2.トラブル等情報について
(1) 法令に基づき国に報告する事象(安全協定の異常時報告事象にも該当する事象)
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(2)安全協定の異常時報告事象
発電所名 | 大飯発電所1号機 | 発 生 日 | 平成23年7月16日 |
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件 名 | 大飯発電所1号機の原子炉手動停止について(C−蓄圧タンク圧力の低下の原因と対策について)(添付図2) | ||
事象概要 および 対 策 等 |
平成22年12月10日から実施している第24回定期検査中で調整運転中のところ、平成23年7月15日22時46分に「C−蓄圧タンク*1圧力高/低」の警報が発信しました。
[平成23年7月16日、8月26日お知らせ済み] |
(3)保全品質情報等
発電所名 | 大飯発電所2号機 | 発 生 日 | 平成23年8月30日 |
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件 名 | 大飯発電所2号機の格納容器内温度計の指示値低下に伴う運転上の制限の逸脱について(添付図3) | ||
(概要) 定格熱出力一定運転中のところ、2台ある事故時監視用の格納容器内温度計のうち1台の指示値が低下していることから当該計器が動作不能と判断し、平成23年8月30日4時42分に保安規定の運転上の制限を満足していないものと判断しました。 調査の結果、格納容器内温度計の信号線の1本に異常が確認されたため、予備線につなぎかえ、状況を監視したところ、温度計の指示値が安定したため、9月1日18時10分に運転上の制限の逸脱からの復帰を宣言しました。 この事象による周辺環境への放射能の影響はありません。 |
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事象概要 および 対 策 等 |
定格熱出力一定運転中のところ、8月30日2時過ぎに、2台ある事故時監視用の格納容器内温度計(*1)のうち1台の指示値が低下していることを中央制御室の運転員が確認したため監視強化していたところ、同日3時10分頃に自然復帰しましたが、4時40分に再度低下したことを確認したため、当該計器が動作不能と判断し、同日4時42分に保安規定の運転上の制限の逸脱を宣言しました。 対策として、異常が認められたB線を健全性を確認したD線(予備線)につなぎかえ、当該温度計を復旧しました。その後、当該温度計の指示値が安定的に推移していることを確認し、平成23年9月1日18時10分に保安規定の運転上の制限の逸脱からの復帰を宣言しました。
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以 上