プレスリリース

2009年5月29日
関西電力株式会社

国内クレジット制度に基づくCO2排出削減事業の申請ならびに承認について

 当社は、本日、「国内クレジット制度」に基づくCO排出削減事業として、
新たに4件の事業について、経済産業省へ申請しました。

 これらの事業は、国立大学法人京都大学(京都市左京区吉田本町)や平群温室バラ組合(奈良県生駒郡平群町)において、空調設備への高効率空冷ヒートポンプの導入をはじめ、高効率な電化機器等への更新によりCO排出量を削減するものです。

<申請事業(4件)> ※詳細別紙参照
実施場所 事業内容 CO2排出削減見込み量
(H21年度〜H24年度)
京都大学 吉田キャンパス
 および附属病院
 (京都市左京区吉田本町)    
  • ・高効率空冷ヒートポンプ・高効率変圧器への更新等
  • ・オリックス・ファシリティーズ(株)と共同申請
   
2,688t-CO2
[672t-CO2/年]    
原子炉実験所
 (大阪府泉南郡熊取町)    
  • ・高効率空冷ヒートポンプ・高効率変圧器・インバーター化冷水ポンプへの更新等
  • ・(株)関電エネルギーソリューションと共同申請
   
1,980t-CO2
[495t-CO2/年]    
宇治キャンパス
 (京都府宇治市五ヶ庄)    
  • ・高効率変圧器・高効率照明設備への更新等
   
292t-CO2
[73t-CO2/年]    
平群温室バラ組合
(奈良県生駒郡平群町)    
  • ・施設園芸用ヒートポンプの導入
  • ・全国農業協同組合連合会と共同申請
   
2,624t-CO2
[656t-CO2/年]    

 今後、国内クレジット認証委員会の承認が得られれば、排出削減量実績の審査などを経て、COクレジットが発行されることとなります。

 また、当社初の申請事業(4月15日申請、同日お知らせ済)である今津サンブリッジホテル(滋賀県高島市)でのCO排出削減事業については、本日、国内クレジット認証委員会にて「国内クレジット制度」に基づく排出削減事業として承認されました。

 当社は引き続き、「系統電力の低炭素化」と「電化社会の推進」といった需給両面での取組みを進めるとともに、国内クレジット制度等も活用しながら、低炭素社会の実現に向けて貢献してまいります。

以 上

<参考資料>

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