プレスリリース

2008年11月20日
関西電力株式会社

美浜発電所1,2号機の原子炉自動停止および3号機の系統単独運転について(各号機の状況)

 美浜発電所1、2、3号機(加圧水型軽水炉 1号機:定格電気出力34万キロワット、定格熱出力103万1千キロワット、2号機:定格電気出力50万キロワット、定格熱出力145万6千キロワット、3号機:定格電気出力82万6千キロワット、定格熱出力244万キロワット)は、それぞれ定格熱出力一定運転中※1のところ、本日4時58分に送電系統(敦賀線1、2号線)への落雷の影響により送電が停止したため、4時59分に1、2号機が原子炉自動停止しました。3号機は4時58分に送電できない状態(系統単独運転※2)となりましたが、5時27分に送電を再開しました。
 また、1号機において、4時59分、タービン建屋の火災報知器が動作したため、5時15分に119番通報しましたが、現場確認の結果、火災ではないことを確認しました。その後、消防署においても火災でないことを確認いただいています。なお、今回の事象による周辺環境への影響ならびに供給支障はありません。


※1: 美浜発電所3号機は、第23回定期検査における調整運転中。
※2: 送電系統に異常が発生した場合に所内負荷および同じ送電系統の一部の負荷に通電を継続している状態。

 美浜発電所の各号機の状況は、下表のとおりです。

  状 況
1号機 設備の安全性の確認および原子炉起動準備が完了したことから、明日(21日)以降、原子炉を起動する予定です。
2号機 設備の安全性の確認および原子炉起動準備が完了したことから、本日18時頃に原子炉を起動し、明日(21日)未明に発電を再開する予定です。
3号機 本日9時11分から出力上昇を開始しており、本日18時頃に定格熱出力一定運転に復帰する予定です。

以  上

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