プレスリリース

2008年7月1日
関西電力株式会社

大飯発電所1、2号機定期安全レビュー(第2回)結果について

 当社は、本日、大飯発電所1、2号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力117万5千キロワット、定格熱出力342万3千キロワット)について、定期安全レビューを実施した結果をとりまとめましたので、お知らせします。


 定期安全レビューは、国が定める「実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則」に基づき、原子炉設置者が原子炉ごとに「原子炉施設における保安活動の実施の状況」および「原子炉施設に対して実施した保安活動への最新の技術的知見の反映状況」を定期的に評価する活動です。


 今回の定期安全レビューは、平成12年5月に公表した1回目の評価に次ぐ2回目の評価であります。


 今回、当社として評価を行った結果、これまでの運転経験で得られた教訓や最新の技術的知見が、大飯発電所1、2号機の保安活動に適切に反映され、必要な対応が実施されていることを確認しました。


 なお、上記の評価過程において、「確率論的安全評価」に用いるデータの取り違えに気付いたため、過去の当社プラントについて、同様の事例がないか調査を行いました。その結果、美浜発電所1号機(第2回)および大飯発電所3、4号機(第1回)(平成19年7月31日公表)の評価において、同様の取り違えがあることが判明し、本日、併せて訂正しましたので、お知らせします。


 当社は、今後とも、安全確保を最優先に、原子力発電所の安全・安定運転に努めるとともに、安全性・信頼性のより一層の向上に取り組んでまいります。

以  上

<添付資料>
別紙1 「大飯発電所1、2号機定期安全レビュー(第2回)報告書」の概要
別紙2 定期安全レビューについて
別紙3 美浜発電所1号機定期安全レビュー(第2回)および大飯発電所3、4号機定期安全レビュー(第1回)結果の一部訂正について
参考 大飯1,2号機定期安全レビューの評価結果概要
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