プレスリリース

2006年8月23日
関西電力株式会社

三菱重工業株式会社による当社設備関連情報の流出について

 当社においては、昨日、原子力安全・保安院からの連絡により、三菱重工業株式会社(以下、三菱重工業)の資料がウィニーネットワーク上に流出し、その中に当社設備関連情報が含まれていることが判明いたしました。
 これを受け、当社は本日、原子力安全・保安院および福井県より注意をいただきました。


 当社に関連する情報は、三菱重工業が作成した当社原子力発電所の検査に関する打合せ議事録であります。
 なお、本情報には、核物質防護に関するものは含まれていません。


 当社は、これまでの情報流出事故を受けて、当社社員のみならず、グループ会社および協力会社に対しても、個人所有パソコンにおける当社業務情報の削除および当社業務情報の取扱い禁止による再発防止の徹底を図ってまいりました。
 これは三菱重工業に対しても同様で、当社は、再三にわたり情報流出の防止の徹底を要請してきたところでありますが、三菱重工業において、今回、同種の事故を発生させ、当社としては誠に遺憾であります。
 当社は、今回の情報流出事故を重く受け止め、三菱重工業に対して厳重に注意を行うとともに、改めて再発防止の徹底を申し入れました。今後は、三菱重工業の再発防止対策の実施状況を確認してまいります。


 当社は、当社社員はもとより、グループ会社および協力会社に対しても、改めて再発防止の十分な徹底を図ってまいります。

以  上

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