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火災の発生防止 |
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出火の直接の原因は特定できませんでしたが、当日の溶接作業との関連は否定できないため、溶接時に使用した防火シート、防炎シートは専用のケースに収納し、可燃物の収納場所と分けて一時保管(冷却)する運用を協力会社に周知徹底するとともに、当社社内ルールにも明記しました。 |
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防火に着目したパトロールを月2回程度の頻度で継続して実施しています。また、溶接作業については、所内関係者で作業場所等の情報共有を図るとともに、作業状況確認のためのパトロールを実施しています。
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火災の延焼防止 |
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管理区域内に必要量以上の揮発性の可燃物、危険物を持ち込まないために、一斉整理を行うとともに、管理方法をルール化します。また、可燃物、危険物を保管する専用エリアの設置を検討します。
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火災の影響低減 |
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当社は自衛消防隊を編成し出動しましたが、煙が充満し2次災害の発生が危惧されたことから、消防隊員が到着してから消火活動を実施しました。対策として、自主的な判断で初期消火活動を展開するため、自衛消防隊による実践的な初期消火活動訓練を消防機関のご指導も踏まえながら継続的に実施します。また、防火衣や防熱服などの警防活動用資機材について、仕様や着用基準の明確化を図っていきます。 |
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火災発生時の初期活動の強化を図るため、現場確認や初期消火の方法などを定めた初動対応マニュアルを整備します。 |
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消火活動後に当社および消防隊員で放水を行いましたが、放水による機器への影響を判断するのに時間を要しました。対策として、安全上重要な系統や機器の範囲を示したマップを作成し、機器ごとに適用可能な消火器の表示札を掲示します。 |
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今後、火災報知機動作時の現場確認を速やかに行うために、監視カメラの増設を検討します。 |