プレスリリース

2006年3月23日
関西電力株式会社

大飯発電所3,4号機廃棄物処理建屋内での火災について

 大飯発電所3,4号機の廃棄物処理建屋内において、3月22日18時40分頃、火災報知器が動作しました。直ちに現場を確認した結果、建屋のエレベーター出口に煙が充満しており、防火扉が動作していることが判明しました。


 19時47分、若狭消防本部隊員4名(その後一旦退出)および当社社員7名が、また20時15分、若狭消防本部隊員4名および当社社員2名が管理区域内に入域し、現場を確認した結果、廃棄物処理建屋3階面(地上26m)の高さのフィルタバルブ室上の中2階で発火を確認しました。20時27分には、このうちの若狭消防本部隊員4名および当社社員3名が消火器で消火作業を行い、22時35分に、消防により鎮火が確認されました。


 建屋への立入者については、全員退避を完了しており、被ばくもなく、周辺環境への放射能の影響もありません。このうち、協力会社の作業員2名が、若干の煙を吸い込んだため、念のため救急車で病院に向かいましたが、診察を終え、発電所に戻りました。

[平成18年3月22日お知らせ済み]

 本日、若狭消防本部ならびに小浜警察署による現場検証が行われ、最も激しく燃えていたのはフィルタバルブ室上の中2階にある工具や資材などを保管していた棚の中段であることが判明しました。出火原因は調査中であり、明日も引き続き現場検証が行われる予定です。

以  上

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