プレスリリース

2005年12月1日
関西電力株式会社

原子力安全・保安院の文書「関西電力美浜発電所3号機に対する立入検査の結果に基づく対応について」に関する調査報告書の提出について

 当社は本日、原子力安全・保安院(以下、「同院」という)から平成17年11月18日に出された文書「関西電力株式会社美浜発電所3号機に対する立入検査の結果に基づく対応について」に関する調査報告書を、同院、福井県および美浜町に提出しました。

 当社は、平成16年8月9日に発生した美浜発電所3号機事故に伴い、同年9月27日に同院から技術基準適合命令を受けた主復水配管(第4低圧給水ヒータ出口弁から脱気器まで)について、平成17年9月9日から10月19日までの間に新しい配管に取り替え、当該配管の肉厚測定等を行いました。
 その後、当社は11月10日および11日に同院の立入検査を受けましたが、その検査結果に基づき、同院および独立行政法人原子力安全基盤機構(JNES)が実施した配管肉厚測定について、同院が当社の測定値とのクロスチェックを行った結果、一部の測定ポイントにおいて測定器の測定精度を超える有意な差があることが確認され、その原因および測定ポイントや測定方法等の妥当性等について検討し報告を行うよう、11月18日、同院から指示を受けました。
 本調査報告書は、この指示に基づき提出したものです。

以 上

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