プレスリリース

2005年1月20日
関西電力株式会社

美浜発電所1号機の湿分分離加熱器ドレンタンク上部保温部からのわずかな蒸気漏れに伴う出力降下について

 美浜発電所1号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力34万キロワット、定格熱出力103万1千キロワット)は、定格熱出力一定運転中のところ、本日1月20日10時頃、当社運転員の巡回点検において、タービン建屋1階にある湿分分離加熱器ドレンタンク上部の保温接合部付近で、わずかな蒸気漏れを確認しました。蒸気の漏れ量はわずかであり、運転パラメータ等に変化は認められませんでした。
 本日13時30分から出力降下を開始し、20時頃に電気出力を約10%(約3万4千キロワット)として、当該タンクを隔離し漏えいを停止した上で、保温材を取り外し、漏えい箇所の特定などの点検や補修を行う予定です。
  なお、本事象における周辺環境への影響はありません。

   ※:  湿分分離加熱器ドレンタンク
高圧タービンを出た蒸気の湿分を低減させるために、湿分分離加熱器で加熱用に使用した蒸気のドレンが流入するタンク。


以 上

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