プレスリリース

2004年7月14日

大飯発電所1号機の定期検査状況について
(燃料取替用水タンクからの水のにじみについて)

 大飯発電所1号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力117万5千キロワット、定格熱出力342万3千キロワット)は、平成16年6月4日から第19回定期検査を実施中ですが、6月10日に発表しました燃料取替用水タンク(以下「タンク」)変形事象に伴い当該タンクを補修し、7月12日、18時頃より原子炉キャビティからタンクへ水を戻し始め、本日、2時40分に満水(タンク水位:100%)になった後、協力会社社員が耐圧検査準備のため点検を行っていたところ、6時頃、タンク戻り配管(3インチ径)のサポート当て板をタンクに溶接している付近から、わずかに水がにじんでいることを発見しました。
 現在、タンク水位を当該部(タンク水位:約92%)以下になるまで水抜き実施中であり、その後、詳細点検を実施します。
 なお、本事象による環境への影響はありません。

*: 燃料取替用水タンク
  燃料の取出し・装荷時の水源、および原子炉冷却材喪失事故時の炉心・格納容器内への注入・冷却用の水源。  

以 上

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