プレスリリース

2003年12月18日

大阪発電所の廃止について

 当社は、この度さらなる経営効率化を推進するため、大阪発電所を平成15年12月25日をもって廃止することといたしました。

 電力の小売部分自由化範囲が拡大されるなど、電気事業を取り巻く状況がより一層厳しさを増している中、当社は、平成13年度から高経年で効率の低い小容量火力機(16機 213.2万kW)を廃止するなど、経営全般にわたり、あらゆる効率化に積極的に取り組んでおります。
 その一環として、大阪発電所につきましても、平成15年12月25日をもって廃止することといたしました。

 当社としては、今後も経営全般にわたる効率化をより一層推進し、引き続きお客さまに当社の電気を選んでいただけるよう取り組んで参りたいと考えております。

以  上

<参考1:大阪発電所の概要>
所 在 地:大阪市住之江区平林北1丁目2番65号

大阪発電所 出 力(万kW) 燃 料 運用開始 現 状
1号機 15.6 天然ガス/重 油 昭和34年 4月 稼働中
2号機 15.6 重 油 昭和34年10月 停止中
3号機 15.6 重 油 昭和35年 2月 停止中
4号機 15.6 重油/瀝青質混合物 昭和35年 3月 停止中



<参考2:当社の火力発電所の廃止・長期計画停止状況(H15.11月末現在)>

廃止火力機

発電所名 号 機 出 力
姫路第一 1~4号機 42.2万kW
多奈川 1~4号機 46.2万kW
春日出 1·2号機 31.2万kW
尼崎東 1·2号機 31.2万kW
尼崎第三 1~3号機 46.8万kW
三 宝 - 15.6万kW
16機 213.2万kW
※平成13年度以降廃止分

長期計画停止火力機(※1)

発電所名 号 機 出 力
大 阪 2~4号機 46.8万kW
御 坊 2号機 60.0万kW
相 生 2·3号機 75.0万kW
赤 穂 1号機 60.0万kW
宮 津(※2) 1号機 37.5万kW
高 砂 1·2号機 90.0万kW
海 南 1・2・4号機 150.0万kW
13機 519.3万kW
(※1) 大阪発電所を除く長期計画停止火力機は、今後の需要の伸びに応じて順次再稼働予定。
(※2) 宮津:宮津エネルギー研究所
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