プレスリリース
2002
2002年4月25日
営 業 概 況
１．販売電力量実績
| ３ 月 分 | ２００１年度下期分 | ２００１年度分 | |||||
| 販売電力量 | 対前年 同月比 |
販売電力量 |
対前年
同期比 |
販売電力量 |
対前
年比 |
||
| 特定規模 需要以外 の需要 |
電 灯 | ３５億４２百万kWh |
96.4%
|
２２２億２１百万kWh |
100.0%
|
４４３億４７百万kWh |
99.9%
|
| 電 力 | ４１億１９百万kWh |
95.5%
|
２５６億６９百万kWh |
97.2%
|
５４９億９９百万kWh |
98.3%
|
|
| 電灯電力計 | ７６億６１百万kWh |
95.9%
|
４７８億９０百万kWh |
98.5%
|
９９３億４６百万kWh |
99.0%
|
|
| 特 定 規 模 需 要 | ３２億３８百万kWh |
95.6%
|
１９１億５０百万kWh |
93.8%
|
４０４億３３百万kWh |
95.1%
|
|
| 合 計 | １０８億９９百万kWh |
95.8%
|
６７０億４１百万kWh |
97.1%
|
１,３９７億７９百万kWh |
97.8%
|
|
- ＜３月分＞
（１）特定規模需要以外の需要
- 電力量対前年比は９５．９％と前年実績を下回った。
- ○電 灯
- ２月下旬から３月にかけての平均気温が前年に比べ高く推移し、暖房需要が減少したことなどから、電力量対前年比は９６．４％と前年実績を下回った。
- ○電 力
- 民生用需要は、電灯と同様に暖房需要が減少したことなどから、業務用電力が電力量対前年比９７．８％と前年実績を下回り、低圧電力も同９０．８％と前年実績を下回った。
産業用需要は、高圧電力Ａが電力量対前年比９５．１％と前年実績を下回り、高圧電力Ｂも同９４．２％と前年実績を下回った。
電力計では、電力量対前年比９５．５％と前年実績を下回った。 - （２）特定規模需要
- 電力量対前年比は９５．６％となった。
- （３）合 計
- 電力量対前年比は９５．８％と前年実績を下回った。
＜２００１年度下期分＞
- （１）特定規模需要以外の需要
- 電力量対前年比は９８．５％と前年実績を下回った。
- ○電 灯
- 総じて冬場の気温が前年より高く推移したことにより暖房需要が伸び悩み、電力量対前年比は１００．０％と前年実績並みとなった。
- ○電 力
- 民生用需要は、電灯と同様に暖房需要が減少したことなどから、業務用電力は電力量対前年比９９．６％と前年実績を下回り、低圧電力も同９５．２％と前年実績を下回った。
産業用需要は、高圧電力Ａが電力量対前年比９４．９％と前年実績を下回り、高圧電力Ｂも同９５．４％と前年実績を下回った。
電力計では、電力量対前年比９７．２％と前年実績を下回った。 - （２）特定規模需要
- 電力量対前年比は９３．８％となった。
- （３）合 計
- 電力量対前年比は９７．１％と３期連続で前年実績を下回った。
＜２００１年度分＞
- （１）特定規模需要以外の需要
- 電力量対前年比は９９．０％と前年実績を下回った。
- ○電 灯
- 夏場前半の高気温による冷房需要の増加があったものの、前年残暑の反動や暖冬の影響により、冷暖房需要が減少したことなどから、電力量対前年比は９９．９％となり、８０年度以来２１年振りに前年実績を下回った。
- ○電 力
- 民生用需要は、電灯と同様の気温影響などから、低圧電力の電力量対前年比が９６．２％と前年実績を下回ったが、業務用電力は同１００．７％と前年実績を上回った。
産業用需要は、高圧電力Ａが電力量対前年比９６．２％と前年実績を下回り、高圧電力Ｂも同９６．７％と前年実績を下回った。
電力計では、電力量対前年比９８．３％と前年実績を下回った。 - （２）特定規模需要
- 電力量対前年比は９５．１％となった。
- （３）合 計
- 電力量対前年比は９７．８％と９年振りに前年実績を下回った。
２．大口電力産業別需要実績
＜３月分＞
大口電力計の電力量対前年比は９５．０％と１４カ月連続で前年実績を下回った。
製造業計についても同９３．６％と１４カ月連続で前年実績を下回った。また、主要１１業種では『石油・石炭』のみが前年実績を上回った。
業種別にみると、素材型産業のうち『鉄鋼』は電力量対前年比９６．３％と前年実績を下回った。『化学』は、ソーダ、化学繊維、石油化学および酸素の主要業種がマイナスとなったことから、化学計の電力量対前年比は９１．３％と前年実績を下回った。また『窯業・土石』は、炭素黒鉛がプラスとなったものの、ガラスおよびセメントがマイナスとなったことから、窯業・土石計の電力量対前年比は９７．４％と前年実績を下回った。
一方、加工型産業のうち『機械製造業計』は、一般機械、電気機械、輸送用機械および精密機械の主要業種がすべてマイナスとなったことから、機械製造業計の電力量対前年比は９０．５％と前年実績を下回った。
＜２００１年度分＞
大口電力計の電力量対前年比は、生産が大幅に減少するなど景気悪化の動きを反映して、９４．８％と２年振りに前年実績を下回った。
製造業計についても同９２．９％と２年振りに前年実績を下回った。また、主要１１業種では『石油・石炭』のみが前年実績を上回った。
業種別にみると、素材型産業のうち『鉄鋼』は、景気の悪化による粗鋼生産量の大幅な減少などから電力量対前年比８９．３％と２年振りに前年実績を下回った。『化学』は、ソーダや塩ビ樹脂などの生産が減少したことが影響し、電力量対前年比は９４．６％と４年連続で前年実績を下回った。また『窯業・土石』は、ガラスやセメントの生産が減少したことなどから、窯業・土石計の電力量対前年比は９３．４％と２年振りに前年実績を下回った。
一方、加工型産業のうち『機械製造業計』は、情報技術（ＩＴ）関連需要の不振による電子部品の生産減少や自動車の生産減などから、一般機械、電気機械、輸送用機械および精密機械の主要業種ですべてマイナスとなり、機械製造業計の電力量対前年比は９２．２％と３年振りに前年実績を下回った。
（注）大口電力とは、高圧電力Ｂおよび産業用特定規模需要の合計である。
＜参考資料＞
