プレスリリース

2000

2000年6月30日

　当社が平成１１年５月２７日に申請しました大飯発電所の原子炉補機冷却設備の号機間分離に関する原子炉設置変更許可申請につきましては、本日、通商産業大臣より許可されました。

許可の概要は、次のとおりです。

（１）大飯発電所１号炉及び２号炉の原子炉補機冷却設備を号機間分離する。
（２）使用済燃料の再処理委託先確認方法を一部変更する。

以　上　　

１．原子炉補機冷却設備の号機間分離

対象プラント	大飯１、２号炉
変更内容	大飯発電所１号炉及び２号炉の原子炉補機冷却設備を号機間分離する。
変更理由	大飯発電所１号炉及び２号炉の原子炉補機冷却設備（放射性機器冷却設備及び非放射性機器冷却設備）は、ポンプ、冷却器及び配管の一部を１、２号炉で共用しているが、これらについて号機間で分離することにより運転操作性及び更なる設備信頼性の向上を図る。
工　　程	平成１２年８月～平成１４年３月（予定）大飯１号炉：第１６回、第１７回定検大飯２号炉：第１６回定検

２．使用済燃料再処理委託先確認方法の一部変更

件　　名	使用済燃料の再処理委託先確認方法の一部変更
対象プラント	大飯１、２、３、４号炉
変更内容	使用済燃料の再処理委託先確認方法を一部変更する。
変更理由	使用済燃料の再処理委託先については、搬出前までに政府の確認を受けることが可能なように変更する。

＜参考資料＞