プレスリリース

2000年1月11日

BNFL製MOX燃料の製造時検査データに関する再調査について

 当社は昨年12月16日、BNFLから、同社製の高浜発電所4号機用MOX燃料集合体について、製品の品質保証のために当社に提供する検査データの一部に過去の検査データを流用していたものがあるとの連絡を受け、当社としても不正がなされたと判断したことから、既に同発電所に受け入れていたMOX燃料集合体8体の使用を中止することとしました。(平成11年12月16日お知らせ済み)

 本件については、通商産業省より、本問題に関し再調査を行ない、報告するようご指示をいただくとともに、福井県、高浜町および京都府より、徹底した品質管理体制を構築し、皆さまの信頼回復に真剣に取り組むようご要請いただいておりました。

 これを受け、当社としましては、本日、社内に「BNFL製MOX燃料問題調査検討委員会」(委員長:副社長 岩崎 隆)を設置し、再調査を開始するとともに、その旨、通商産業省、福井県、高浜町および京都府に別紙報告書にてご報告しましたのでお知らせいたします。本委員会は、本件の原因究明を行うとともに、再発防止対策、ならびに、社会への信頼回復に向けた諸施策の検討等を実施していく予定です。

以 上  

<参考資料>


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