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お客さまの声

「スマートメーターのデータをビッグデータとして活用できないの?」
「再生可能エネルギーの普及が進むよう、積極的に取り組んでほしい!」

改善しました

スマートメーターの膨大な検針データ(ビッグデータ)を分析し、太陽光発電出力の推定精度を向上させました!

改善内容

太陽光発電(PV)のように天候の影響を受ける再生可能エネルギーが電力系統へ大量に接続するようになると、発電量の予測が難しいことなどから電気の品質に影響を及ぼすことが懸念されています。PVの出力は日射量の影響を大きく受けるため、当社では気象衛星ひまわりが撮影した画像を活用して数時間先の日射量を予測するシステム「アポロン」およびそれを活用したPV出力推定・予測システムを開発し、2016年3月に中央給電指令所に導入しました。電気の品質を維持しつつ再生可能エネルギーを受け入れられるようにこのシステムを活用しております。

システムの導入や改良にあたって、PV出力推定の精度検証が必要になります。そこで、当社が全国に先駆けて導入を進めているスマートメーターが30分単位で計測しているPVの発電電力量のデータ1年分(約6億レコード)について、ビッグデータ分析を実施しました。実績値と推定値を比較することで、PV出力推定・予測システムの精度を把握することに成功し、さらなる精度向上に取り組みました。

■供給エリア全域のPV出力の推定の仕組みとビッグデータ分析の概要

供給エリア全域のPV出力の推定の仕組みとビッグデータ分析の概要

分析結果に基づいてPV出力換算係数(k)を実績値と推定値の誤差が最小となるよう算出した結果、約8%であった推定誤差が約4%となり、誤差を半減することができました。
PV出力推定・予測システムを活用することで、電気の品質の維持に貢献できるだけではなく、PV出力の予測外れに備えた火力発電機の低出力運転を減らすことができるなど、発電機の効率的な運用にもつながります。

平成28年度新エネ大賞 新エネルギー財団会長賞受賞

上記のPV出力推定・予測システムは、日射計を用いないで雲画像から日射量を予測する先進的な事例であること、実際の電力系統運用業務に活用されていること、他地域での展開が期待できる取組みであることが評価され、当社と気象工学研究所は「平成28年度新エネ大賞 新エネルギー財団会長賞」を受賞しました。

平成28年度新エネ大賞 新エネルギー財団会長賞受賞
http://www.nef.or.jp/award/honor/h28/index.html

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