お知らせ・更新情報

2017年6月29日

高浜発電所4号機用MOX燃料(第2回製造分)の輸入燃料体検査補正申請書記載内容の変更について

 当社は、高浜発電所4号機で使用するMOX燃料の第2回製造分※1の16体について、製造が完了したことに伴い、検査結果および品質保証活動結果等をとりまとめ、平成29年6月2日に、原子力規制委員会に対し、輸入燃料体検査補正申請を行いました。

平成29年6月2日 お知らせ済み]

 その後、原子力規制委員会による輸入燃料体検査の中でいただいたご指摘を踏まえ、本日、原子力規制委員会に対し、輸入燃料体検査補正申請書の記載内容の変更※2を行いました。

 当社のプルサーマル計画につきましては、今後とも、地元をはじめとする皆さまのご理解を賜りながら、安全を最優先に進めてまいります。

※1:第2回製造分の全契約体数36体のうち、20体については、高浜3号機向けとして既に製造完了。第1回製造分を含むMOX燃料の状況は以下のとおり。

  高浜3号機 高浜4号機
第1回製造分
(全契約数12体)
8体・・・平成22年12月に装荷
平成27年12月、平成29年5月に再装荷(再使用)
4体・・・平成29年5月に装荷
(平成28年2月にも装荷)
第2回製造分
(全契約数36体)
20体・・・平成27年12月に16体装荷
平成29年5月に再装荷(再使用)
残り4体は使用済燃料ピットにて保管中(未使用)
16体・・・製造が完了し、平成29年6月2日に輸入燃料体検査補正申請を実施
本日 記載内容の変更を実施

※2:原子燃料工業株式会社(以下、原子燃料工業)の東海事業所における原子力規制委員会に提出したBWR用ウラン燃料の申請書類の記載誤りや、熊取事業所における警報発報時の不適切な対外連絡等に関し、当社が原子燃料工業にて調査を行い、水平展開活動や対策が適切に実施されていること、フランスで製造したMOX燃料の品質に影響のないことを確認し、原子燃料工業の品質管理体制は適切と評価したことを追加。

以 上