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2015年12月9日

高浜発電所3、4号機の工事計画変更認可申請書の提出について

 当社は本日、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律に基づき、高浜発電所3、4号機の工事計画変更認可申請書を原子力規制委員会へ提出しました。

 高浜発電所3号機については、平成27年8月4日、高浜発電所4号機については、平成27年10月9日に工事計画認可をいただきました。
 平成27年10月7日の原子力規制委員会において、「実用発電用原子炉及びその附属施設の技術基準に関する規則の解釈」※1が一部改正されたことに伴い、高浜発電所3、4号機の工事計画認可申請書の適用基準及び適用規格の項目に、電気技術規程「原子炉構造材の監視試験方法」JEAC4201-2007[2013年追補版]※2を追加し、原子炉容器の破壊靭性評価※3等の見直しを行った上で、本日、工事計画変更認可申請書を原子力規制委員会へ提出しましたので、お知らせします。

  • ※1:実用発電用原子炉及びその附属施設の技術基準に関する規則の解釈
    核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第四十三条の三の十四第一項の規定に基づく、実用発電用原子炉及びその附属施設の技術基準に関する解釈。
  • ※2:原子炉構造材の監視試験方法JEAC4201-2007[2013年追補版]
    運転中に中性子の照射を受ける原子炉容器について、原子炉容器材料の中性子照射による機械的性質の変化を定期的に調査し、評価するための規程。2013年追補版では脆化予測法(中性子照射に応じた関連温度(材料の粘り強さの指標)の上昇量を予測する方法)が変更となった。
  • ※3:破壊靭性評価
    材料の破壊に対する抵抗力の評価。

以 上

<高浜発電所3、4号機の工事計画変更認可申請の概要>
項目 主な変更点
適用基準及び適用規格 電気技術規程「原子炉構造材の監視試験方法」
JEAC4201-2007[2013年追補版]の追加
原子炉容器の脆性破壊防止に関する説明書 上記規程の適用による原子炉容器の破壊靭性評価等の見直し