お知らせ・更新情報

2013年8月20日

水力発電設備の電気事業法および電気関係報告規則に基づく工事計画の認可申請漏れ等について

 当社は、過去に電気事業法に基づく工事計画の認可申請および届出漏れを確認したことから、改善活動の一環として、水力発電設備の電気事業法に基づく工事計画の届出状況等に関する自主的な調査を平成20年4月から5年間で計画的に実施しており、平成20年度分より調査結果を経済産業省に報告してまいりました。

平成21年7月1日平成22年10月18日平成23年9月8日平成24年8月23日
 当社HP掲載済み]

 今回、平成24年度分の調査において、中性点接地装置に関する認可申請漏れ、1件を確認したことから、本日、同省に調査結果を報告しました。

 今回の事象が発生した原因は、当該法令に関して認可申請要否についての認識不足、また、それをチェックする仕組みが不十分であったことです。
 なお、今回認可申請漏れが確認された設備については、過去の検査および点検の記録により、電気設備の技術基準および発電用水力設備に関する技術基準に適合し安全上問題ないことを確認しております。また、設置以降も定期的に動作確認、点検を実施し、設備の健全性を確認しております。

 当社は、今回判明した届出漏れに対して、速やかに是正を図るとともに、発電設備の総点検結果を受けて、平成19年5月に再発防止対策として策定した法令教育や法令手続き要否確認の仕組みの充実等を今後とも着実に実施していくことにより、電気事業法をはじめとした関係法令の遵守に努めてまいります。

※中性点接地装置
 雷撃などによる地絡事故時において、電線路の異常電圧発生を防止するとともに、三相変圧器の中性点から大地に対し中性点接地装置を通じて電流を流し保護継電器を動作させ、事故区間を早期に電線路から切り離す装置。

以 上