01電気を生み出す / 風力発電所当社グループ初の風力発電所建設
~地域の皆さまとともに~

地域の皆さまから安心と信頼をいただくために
上空から撮影した淡路風力発電所
平成24年12月20日に営業運転を開始
丘陵に立ち並ぶ6基の風力発電所
地元の皆さまへのご理解とご支援をいただき建設を進めていきました
風車の基礎工事の様子
ポートアイランドから風車タワーを運搬する様子
厳寒の深夜の中、40mのブレード(羽根)を運搬していきます
慎重にブレード(羽根)の取り付けを進めました
高さ80メートルにもなる風車タワーの据付工事
全ての機器が据付完了した風力発電所
太陽に照らされるブレード(羽根)と風車タワー
点検作業のため風車タワーの中に入る現場作業員
風力発電所を眺める現場作業員
夕焼けに映える風力発電と送電鉄塔

当社グループ初の風力発電所が営業運転開始

東日本大震災以降、電気事業のあり方そのものが変革を求められている中、当社グループはお客さまや社会の皆さまのご期待にお応えするため、再生可能エネルギーの普及・拡大に努めています。

その取組みの一つとして、当社のグループ会社である関電エネルギー開発株式会社が平成21年8月より建設工事を行なってきた淡路風力発電所※1(兵庫県淡路市)が、平成24年12月20日に営業運転を開始しました。

地元に愛される発電所を目指して

「工事が無事竣工出来たのは、地元の皆さまのご理解とご支援、そして施工会社をはじめとする工事関係者のご努力があったからです」と語るのは、現場第一線で汗を流し、本建設工事を推進してきた工事担当者。

風車の建設にあたっては、地域の環境保全に留意することはもちろんのこと、計画当初から地元町内会への説明会を重ねるとともに、ご家庭一軒一軒に足を運び、地元の皆さまのご理解を得ながら進めてきました。

厳しい条件下での建設工事

工事は、建設が冬場に当たったため、時には強風により作業待ちとなることも。基礎工事では岩盤の掘削が必要になり、40mのブレード(羽根)やタワー等の運搬は厳寒の深夜に及びました。高さ80mとなる風車タワーの据付工事には特殊クレーンも動員するなど、厳しい条件下での作業となりましたが、細心の注意の下、安全を最優先に作業を進めてきました。「関電グループ初の風力発電所として地域から信頼していただける発電所にしたい。」との工事関係者の想いが実って、無事故で竣工を迎え、晴れて営業運転を開始することができました。

淡路風力発電所は、これから約20年に及ぶ事業期間にわたって、運転を続けていく予定です。今後とも、地元の皆さまに安心と信頼をいただき、愛される発電所を目指して、努力を続けてまいります。

※1 定格出力は12,000kW、発電電力量は年間約2,000万kWh(一般家庭約5,500世帯の電気使用量に相当)、CO2排出削減量は年間約10,000トンとなる見込みです。

電気をお届けするステップ

電気をお届けするステップ 01.燃料調達 電気を生みだす