今回の「教えて!かんでん」は、みんなの街に電気を届ける関西電力の「特殊車両(とくしゅしゃりょう)」というクルマをしょうかいするよ。特殊車両とはいったいどんなクルマなのか?どんなふうにかつやくしているのか?を学んでいこう。

特殊車両(とくしゅしゃりょう)って、どんなクルマ?

みんなの住む街には、毎日いろいろなクルマが走っているね。その中でも、他のクルマにはできない、特別な役目を果たすクルマのことを「特殊車両(とくしゅしゃりょう)」というんだ。
たとえば、街の安全を守るパトカー、病気やケガをした人を病院に運ぶ救急車、火災が発生した時に出動する消防車、ガソリンなどを運ぶタンクローリー、など、特殊車両にはたくさんの種類があるんだ。

見たことあるかな?「関西電力の特殊車両」

みんなが使う電気を送り届ける関西電力にも、いろいろな特殊車両があるんだけど、今回は、5台の特殊車両をしょうかいするね。みんなも見たことがあるクルマがあるかもしれないね。

■穴堀建柱車(あなほりけんちゅうしゃ)

穴掘建柱車(あなほりけんちゅうしゃ)

電線をささえる電柱(でんちゅう)を立てるときに、かつやくするクルマが「穴堀建柱車(あなほりけんちゅうしゃ)」だよ。穴堀建柱車には、地面に穴をほるための大きなドリルと、長くて重たい電柱をつり上げるためのクレーンがついているんだ。

まずは電柱を立てる場所に、人がショベルなどで配管(はいかん)がないか確認しながら穴をほるんだ。そして、人が掘った穴を約3mの深さになるまで、穴堀建柱車のドリルを使ってほっていくんだ。はじめからドリルを使わないのは、地中にガスや水道などの配管(はいかん)があった場合に、こわしてしまうことを防ぐためなんだよ。

電柱が立てられるくらい穴をほったら、ドリルをしまって、次に電柱をつり上げるクレーンを使うんだ。電柱をのせたトラックから電柱を吊り上げて、ドリルでほった穴に電柱を立てるんだ。1台で2つの役目を果たす、とっても便利な特殊車両だね。

穴掘建柱車(あなほりけんちゅうしゃ)

■工事用変圧器車(こうじようへんあつきしゃ)

工事用変圧器車(こうじようへんあつきしゃ)

電気を送り届けるための電線や機械などをこうかんするときは、電気を止めないと工事ができないんだ。ところが、工事が終わるまで電気が止まったままだと、みんなは電気を使えなくてこまってしまうよね。そんなときにかつやくするのが、電気を止めることなく工事ができるようにする「工事用変圧器車(こうじようへんあつきしゃ)」なんだ。

たとえば、電線をはりかえる工事の場合、工事をしている間は工事用変圧器車から電気を流すことで、みんなが使っている電気を止めることなく工事をすることができるんだよ。

工事用変圧器車(こうじようへんあつきしゃ)

■高圧発電機車(こうあつはつでんきしゃ)

高圧発電機車(こうあつはつでんきしゃ)

工事などをする場合に、どうしても電気を止めないといけない場合や、台風や地震などで電柱がたおれるなどして、電気を送り届けることができない場合にかつやくするのが「高圧発電機車(こうあつはつでんきしゃ)」なんだ。

高圧発電機車には、電気を作るためのエンジンがのせていて、どこにでも移動できる「小さな発電所」のようなクルマなんだ。このクルマの発電機では、なんと約300~500世帯で使う電気を作ることができるんだよ。

平成28年4月に熊本県で発生した熊本地震のときも、関西電力の高圧発電機車14台が熊本に駆け付けて、電気が使えなくなった場所に電気を送り届けたんだ。

高圧発電機車(こうあつはつでんきしゃ)

■サポートカー

サポートカー

大雨や台風、地震などの大きな災害が発生した場合、電気を送り届けるために、長期間にわたる大がかりな工事が必要になることがあるんだ。そんなとき、作業員に安心して工事に取り組んでもらうために出動するのが「サポートカー」なんだ。

サポートカーには、作業員が休けいするためのソファーやテーブル、ベッドのほか、かんたんな食事の準備などをするためのキッチンや電子レンジ、体を洗ったりすることもできるシャワーなどがついているんだ。キャンピングカーのようなクルマだね。

そのほかに、工事の連絡などに使うためのファックスや、小型の自転車なども備わっていて、大変な作業が必要な場所で、作業員をしっかり支える役割を果たすんだ。このサポートカーも、熊本地震のときに大かつやくしたんだよ。

サポートカー

■高所作業車(こうしょさぎょうしゃ)

高所作業車(こうしょさぎょうしゃ)

関西電力のいろいろな特殊車両の中でも、もっともかつやくしているのが「高所作業車(こうしょさぎょうしゃ)」だよ。クレーンの先に作業員が乗れるゴンドラがついていて、電柱についている機械や電線の取り替えなどの工事をするときに、欠かせないんだ。高所作業車はみんなもどこかで見かけたことがあるんじゃないかな?

電柱の高さは大体12mくらいだけど、高所作業車のクレーンは最大で15mまでのばすことができるんだ。電柱のてっぺんで作業をする必要がある場合でも、じゅうぶんな高さまで作業員を運ぶことができるんだよ。

最大で15mの高さまでのびるクレーンを動かす力は、高所作業車のうしろにある2つのバッテリーなんだ。少し前までは、クレーンをエンジンの力で動かしていたんだけど、大きな音が出てしまって、みんなにめいわくをかけていたので、バッテリーの電気を使って静かに工事をするようになったんだ。

高所作業車(こうしょさぎょうしゃ)

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