モルディブの太陽と魚とでんき

コバルトブルーの海に真っ白な砂浜、海の上に立つ水上コテージ。
さとこはパソコンのデスクトップに貼り付けた写真を眺めていました。
インド洋に浮かぶ約1200もの島からなるモルディブを初めて訪れたのは5年前のこと。
それ以来すっかりモルディブのとりこになってしまい、暇をみつけてはモルディブへ向かっていました。
前回の旅行では現地に住む同世代の女性マリヤムと仲良くなり、今も時々メール交換をしています。

ある日、そのマリヤムからメールが届いていました。
彼女の近況報告の後に続いていたのは、次のような内容でした。
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「今日、うれしい話を聞いたわ。今、ディフシ島で、日本人が関わっている太陽光発電の施設が造られているの。
完成すると島全体の3分の1以上の電力が、太陽光発電でまかなわれるんだって。すごいと思わない?
それに、太陽光発電が増えたら、その電力を漁業に欠かせない製氷に使うんだって。
日本人のアイデアって本当に素晴らしいわ。
日本人がモルディブの環境を守るお手伝いをしてくれること、本当にうれしい! ありがとう」
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読み終えて、さとこはマリヤムにこんなメールを返しました。
「素敵な情報を教えてくれてありがとう。
日本から遠く離れたモルディブで、日本人の技術が活かされること、私も誇らしいです。
次のモルディブ旅行では、私もディフシ島に行ってみたくなりました。そのときは一緒に行きましょう」



掲載されている物語は実際の活動や出来事を元にしたものです。
登場人物は全て仮名です。

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